「まゆとうりんこ」 みんなの声

やまんばの娘のまゆシリーズの中で1番好きな絵本です。まゆのちっちゃなお母さん姿やイノシシの赤ちゃんのうりんこがとっても可愛いんです。お世話を頑張るまゆが微笑ましいです。最後のお母さんに今日のことを教えてあげるところもいいなと思いました♪

５歳の娘と一緒に読みました。
ちょうど赤ちゃんのお世話をしたいお年頃。
女の子って「おかあさん」に芽生えるときがありますよね？
今の娘にぴったりでした。
ちょっと背伸びをするけれど、まだまだお母さんに甘えたい、娘も共感できたようです。

迷子になったいのししの赤ちゃんを世話するまゆの健気さに、愛らしさと温もりを感じるお話です。
時には姉妹のように、時には親子のように、山の中でのびのびと飛び回る様が、とても気持ちよくなりました。
うりんこもまゆも、本当のお母さんの愛情に包まれているからですね。

りっぱなやまんばの跡取り娘のまゆちゃんのおはなしです。
降矢ななさんの絵もぴったりでかわいいです。
迷子になって泣いているうりんこぼうやを見つけたまゆちゃんは、
本物のお母ちゃんみたいに大奮闘します。
ご飯をいっぱい食べさせて、子守歌歌ってお昼寝させて、
このうりんこぼうやはなかなかわんぱくです。
でもとてもかわいい。
がんばり屋のまゆちゃんですが、ぼうやが帰ると、途端にやまんばかあさんが恋しくなったようです。

５歳の娘がそれはそれは夢中になって何度も読んでいます。
「まゆとおに」も面白かったですが、こちらはまたテーマが違っていいですね。
幼児期の女の子はお母さんにあこがれるのですよね。
そんなあこがれの気持ちをあらわした１冊。
読んでいて、その世界に娘も入っているようです。
まゆちゃんのシリーズ、もっと発売してほしいです。

やまんばの娘まゆがうりんこのおかあちゃん代わりをつとめます。
そうそう、おかあさんもたいへんなんだよねーと思いながら読みました。
娘は「やまんばって何？」と聞いてきました。
やまんばと言えば、怖い妖怪なのでしょうが、このお話だと全く怖くありませんね。むしろ、まゆは元気ないいこです。

このシリーズは初めて読みました。
お母さんとはぐれた　うりんこ坊やのために
まゆちゃんがお母さんになります。
一緒にお母さんを探すのではなく、お母さんになるというのが
面白いなと思いました。
ご飯の世話したり寝かしつけたり
お母さんって大変！
女の子らしい発想ですね。