やはり村上康成さんが描くと、スイカも実に豪快です。
おじいちゃんのすいか畑にやってきたうららちゃんとだいちくんが
スイカを収穫し食べるというシンプルなストーリー。
でもその食べ方がダイナミック。
みんなそれぞれ個性があるのですが、
その様子を言葉遊び(文章の最初の文字が「す」「い」「か」)で表現してあるのです。
すきだから
いっこまるごと
かじりたい
画面いっぱいのスイカにかぶりつく様子が圧巻です。
まさしくスイカ讃歌!
すばらしい
いちにちに
かんしゃ かんげき!
さすがは言葉遊びの名手、石津ちひろさん。
この文章を味わえる、幼稚園児以上くらいから、楽しめそうです。
もちろん、スイカの季節に、ね。