私も子供の頃、お母さんって、料理もできて、お裁縫もできて、朝起きたら、いつも先に起きていて、すごいなって思っていました。
でも、いざ自分がお母さんになったら…お料理の段取りもいまいちだし、お裁縫は苦手、個人的にアイロンかけも苦手。
でも、子供たちの毎朝のお弁当は何とか作っているし、朝は目覚ましなしでも決まった時間に目が覚めるし、初めて会う人とでも、それほど緊張せず話せるようになりました。
この絵本の中にも、決して完璧ではなかったけれど、子供のために一つづつできないことをクリアして、出来ることが増えていったお母さんが登場します。
頼ってくれる人がいること、「すごい!」と言ってくれる人がいることで、頑張れる力って湧いてくるんだよなぁ…と、子供が小さかった時を思い出しながら、楽しく読むことができました。
巻末の作者のあとがきは、ぜひお母さんたちに読んでもらいたいです。
励まされ、そして共感しますよ♪