西村敏雄さんの本が大好きで、ワクワクしながら図書館から借りてきました。
4歳と9歳の娘たちと読みました。
幼なじみのくまさんとしろくまさんがパン屋さんを始めました。
くまさんはほわっとあま〜いあんぱんを作るのが得意で、
しろくまさんはぴりっとから〜いカレーパンを作るのが得意です。
2人の作るパンはとてもおいしくて、町中の評判になりました。
そんなある日、お客のワニさんがお店で一番おススメのパンを聞いたことから、
くまさんとしろくまさんが大ゲンカ!!
閉まったままのパン屋さんに、パン好きの王様がやってきました。
喧嘩の理由を聞いた王様は、2人に店で一番おいしいパンを食べさせるよう要求します。
2人が王様のために作ったパンは…どんなパン?!
2人が協力し合っておいしいパンを作り上げるところにほっこりしました。
甘すぎず、辛すぎず…、出来上がったパンは本当においしそう!(^^)
西村さんの温かい絵のタッチと文章が心地よくて、あっという間に読んでしまいました。
くまくまパンだけでなく、他のパンもおいしそうでお腹が空きます(笑)。
王様のおかげで仲直りした2人を見ては、娘たちも嬉しそうでした。
美味しそうなパン屋さんで繰り広げられる友情のお話です。
最後の「くまさんとしろくまさんは、たまに喧嘩もしましたが」の文章が
とてもエッセンスが効いていて、いいなと思いました。
パン好きの方も、そうでない方も是非読んでみてくださいね♪