あまりにとぼけた表情の男の子の絵につられて買ってしまった絵本。
娘が2歳のときに大好きで、よく読んでいました。
最後のほうは「寿限無寿限無…長久命の長助」の繰り返しで読み聞かせるほうもパワーがいりますが、結構笑ってくれたので頑張って読みました。
声に出して読み終わったあとに、ちょっとした達成感や爽快感が味わえる絵本だと思います。
いつの間にか娘も覚えてしまって、一緒に「寿限無寿限無…」と言うようになりました。次を一生懸命思い出しながら、舌足らずな口調で唱えていた様子がいい思い出になっています。
挿絵には、「寿限無寿限無」の部分の、仏像とお坊さんや、江戸時代の長屋の様子など、普段の生活では見慣れないものがたくさん描かれています。
娘があれこれ指差して「これは?」と質問してきたので、そういう会話も楽しみの一つでした。