新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる

こいぬのうんち」 みんなの声

こいぬのうんち 作:クオン・ジョンセン
絵:チョン・スンガク
訳:ピョン・キジャ
出版社:平凡社
税込価格:\1,650
発行日:2000年9月
ISBN:9784582829488
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,159
みんなの声 総数 61
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

61件見つかりました

  • 予想外に感動

    タイトルの「うんち」に、子供たちが反応しました。
    私も子供も、ちょっと汚いけど笑える内容かと思ったのですが・・・予想外に感動しました。
    ちょっとした理科の勉強にもなりますね。
    絵は地味なのですが、落ち着いた雰囲気のお話に合っていると思います。

    投稿日:2012/11/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 題名とは裏腹に...

    多分、初めて読む韓国の人が描いた絵本です。題名から息子が飛びつきそう!と思って、
    図書館から借りてきました。最初の2ページくらいまでは、男の子の喜びそうな“うんち”
    の話でしたが、ところがどっこい!

    子犬に産み落とされた“うんち”は、最初、似たような色・形の“つちくれ”からも汚い
    やつと馬鹿にされ、大泣きします。それを見た“つちくれ”は段々と可哀相になり、本当は
    自分の方が汚いやつだと告白をします。でも、その後すぐに、“つちくれ”は元の御主人
    の下に戻ることに。孤独感に絶望的になりながら、雪の下で春を向かえ、乾燥しきった
    “こいぬのうんち”の前に、救世主となるタンポポが現れ....
    という途中はしんみりとした、でも最後はよかったね〜と思う話でした。

    息子は予想通り、題名を聞いた途端にすぐ食いつきました。でも、段々としんみりとして
    いく話に、自分の想像とかけ離れていたらしく、静かに聴いていました。そして、
    読み終わった後に、一言、「(自分が想像していた楽しさと違って)つまらなかった」と。
    でも、内心は、ハッピーエンドが気に入ってる様子でした。

    私自身は最初、表紙をめくったところの、黒字に虹色の無数の丸模様に目を見張ったの
    ですが、読んでみて、なるほど!と思いました。2度目からは、その意味するところが分る
    ので綺麗と感じるだけではなく、あたたかさも感じられ、気に入っています。

    題名からは想像できなかった展開ですが、そのギャップがお薦めな絵本です。お薦めです。
    是非、読んでみてください。

    投稿日:2011/09/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 哀愁

    • ふっちさん
    • 40代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子10歳

    全ページ立ち読みで人気の「うんこ」(サトシンさん著)と、
    ストーリーがかなり似ています。
    が、正反対と言ってもいいほどイメージが違うことに驚きです!
    「うんこ」がとても明るくコミカルなのに対して、
    こちらはしっとりとした哀愁が色濃く漂います。

    たんぽぽをぎゅっと抱きしめるうんちくんが健気で、泣かされました。
    心に残る絵本です。

    投稿日:2010/11/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • かわいいうんち

    肥やしとなって綺麗なお花に生まれ変わるかわいいうんちくん。
    3歳の娘には内容が難しかったかもしれませんが、
    ころころしたかわいいうんちはとても興味を持ったようでした。
    抵抗がありいまだトイレでうんちだけできない娘に
    少しでも関心を持ってもらいたいと思い読み聞かせました。

    投稿日:2010/10/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 役に立つことを喜べる人でありたい

     反響の多い理由がわかりました。

     疎まれる存在の“うんち”に命とことばを与え、彼自身が何の役にも立たない自身の存在を悲しみ、そしてたんぽぽとの出会いで、自身も大きな役割を担っていることに気づいたシーンが感動的です。
     たんぽぽにしがみつくシーンは、心がふるえます。
     自身の存在価値を見いだせない時の孤独は、子どもの目を通してもその悲しさが伝わるものなのでしょう。
     
     人として生まれてきて、自分の存在が何かの役に立つことを喜べる人でありたいと思います。
     また、他者も役に立つ尊い存在であると忘れない生き方をしたいと思います。
     
     リアルな描写と、擬人化させた“うんち”や“つちくれ”、そしてたんぽぽの地下の中での、力(養分)となっている科学的かつ神秘的な描写と、一冊の中で、様々な手法が使われている珍しい作品でした。

    投稿日:2010/04/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絶対読むべき一冊☆☆☆

    テーマも絵も暗めなので、どうかなぁ…と思いつつセレクト。
    ところが、ほんとに目からウロコ☆
    娘も、「だいじょうぶだよ、うんちくんっ!」完全にうんちの虜。
    すごい本だわ〜。
    最後は、うんちがキレイな花に。素晴らしいね。
    うんち万歳!
    だからといって、娘に道端のうんちを抱きしめられても困るん
    だけど…(苦笑)。
    外国本らしく、絵も新鮮☆

    投稿日:2010/03/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • 娘のお気に入りの本です

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    最初は、図書館で借りて娘が気に入り、お誕生日に祖母に買ってもらった大のお気に入り絵本です。祖母は、書店で注文するときに、うんちタイトルにうんちという名前が入っているので、ちょっと注文しづらかったわ〜なんて言っていました。

    韓国の絵本だということで、絵を見て日本やほかの国の絵のタッチと違うなあと思いました。表紙をめくったすぐのページに、こいぬのしみこんだうんちのカラフルな栄養分が描かれていますが、とても美しく万華鏡を覗いたような素敵な色です。

    つちくれと、こいぬのうんちのやりとりを聞いて、つちくれが反省してにぐるまのおじさんに救われたときの、「よかった。「」という娘の声に、娘にもこういう気持ちが分かるようになったのだと成長を感じました。こいぬのうんちがたんぽぽのために役に立ってよかったねとも言っていました。

    こいぬのうんちが、たんぽぽの芽を両手で抱きしめるところでは、こいぬのうんちが徐々にこやしになっていく様が丁寧に色々な色で描かれ、たんぽぽを離さないように必死になっている様子が良く分かります。

    親も子供も感動できる本で、読んだ後に優しい気持ちになれます。

    投稿日:2010/03/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 「うんち」の形態に一歩引きました。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    読んだ方たちの感想の評価が高いので、ちょっと驚きました。

    「こいぬのうんち」に着目したその観察眼は素晴らしいと思いましたし、イラストのチョン・スンガクさんの絵も素敵でしたけど、
    うんちの擬人化がね〜。個人的には今一つでした。
    別にあそこまで擬人化した形態を取らなくても、「うんち」は語れたんじゃないかな?
    ラストに素敵な終わり方が待っているだけに、「しょうがパンぼうや」のような擬人化に一歩引いてしまいました。

    投稿日:2010/02/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • うんちを見直しました

    こいぬのウンチがたい肥となってタンポポを育てる物語。
    ウンチは汚いだけではないのだと語ります。
    そういえば人さまのうんちだって野菜を育てた功労者なのだぞ。
    有機農業の原点ではないか。

    妙に感心した自分ですが、息子は「飼い主はどうしてたんだろう?あの犬はどうしたのかな?」
    確かに、うんちがそのまま転がっているのはよろしくないかもしれない。
    飼い主が置き去りにすることはさらによろしくない。

    日本では成り立たないお話?
    話の本筋とは別のところで、難しい絵本でした。

    投稿日:2009/11/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • すばらしいです

    韓国の絵本、そんなに数多く読んだことはないですが
    とても奥深いものが描かれている絵本が多いように思います。
    この絵本もその一つです。

    普段「汚い」とか言われることはあっても
    決して良い意味でクローズアップされることはありえない犬のうんち。
    そしてうんちの横で呟く土くれ。
    こういうものたちに目を向けた著者はすばらしいと思いました。
    地味な存在だけどちゃんと役割はある。
    そんな気持ちを起こさせてくれますね。

    投稿日:2009/06/12

    参考になりました
    感謝
    0

61件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / くっついた / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(61人)

絵本の評価(4.73)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット