3歳1ヶ月の息子に図書館で借りました。
フロイドのたこが木にひっかかっちゃって、それをとるためにいろいろなものがひっかかってしまう、というストーリー。
最初の方は投げられるものなんだけれど、
どんどん投げるものが重くなっていったり、投げてはいけないものだったり。。
最初は親的に「これは投げないで欲しいなあ」なんて思ったりもしたのだけれど、どんどん奇想天外なものを投げていくので、「まあ、あり得ない話だとわかるかな」と。
そのうち投げていくのに、小気味よさまで感じてしまいます。
ちょっとクスっとしてしまったり。
イラストがおしゃれで個人的にとても好みです。
地の色が白のほかにさまざま効果的に使われていて、テキスチャーもあります。
手書きの文字も雰囲気を出していていいです。
そして、、オチが…(笑)
あり得ない話だけれど、だからこそ伝わる楽しさ、心地よさがあります。
なんだか爽快感が残り、既成概念から少し自由になる気がして良かったです。
息子は、「なんで、くじらを投げられちゃうんだ??」とか
「船はどうしたの?」とか、結構疑問が多かったようですが、
楽しかったようです。
こんなセンスが身に付くといいなあ。