大きなくまさんが、うさぎの街へ行くという
なんとも優しいおはなしです。
水道管を破裂させてしまった場面では、
うさぎの監督さんに怒られてしまって
読んでいるわたしも心が痛みましたが、
しょげている どんくまさんを見て監督さんが言ったひとこと
「まあ いいさ
いっしょうけんめい やって くれたんだからな」
これが、とてもすばらしいと思いました。
失敗しても、一生懸命にやった気持ちを汲むことが出来るって
すごく大切な事だと思います。
きっと、子育ても同じかな・・・と。
文章がリズミカルで音読しやすく、
柿本幸造さんの絵がなんとも愛らしいです。
この冬、一冊ずつ大切に読んでゆきたいシリーズです。