なんて魅力的な主人公どんくまさんでしょう。
山の奥の生活から、友だちを求めて、うさぎの町へいったどんくまさん。
車による交通渋滞を見て、前に車が連なっていることを知らず、最後尾の車を押してあげたら、・・・・・・。
ここで大笑いしてしまいました。
心優しい力持ちの行為が、町で生活するウサギたちに届かないのが、残念でした。
でも、うさぎたちにとってもどんくまさんとの交流で、驚きはあったとしてもどんくまさんの純粋な親切心を理解できたから、どんくまさんが銅像にまでなったんでしょうねぇ〜。
水道管の破裂を見て、滝のあべこべ″という表現もかわいらしく、文体自体が、リズミカルで読みやすかったです。
ヌーボーとしたおっとりのどんくまさん、大好きです!