「くまのがっこう」で一躍有名になった、あいはらひろゆきさんと、あだちなみさんのシリーズです。
相変わらず、ほんわかするような、おしゃれで可愛い絵です。
文章も、読みやすくて、
さすが、「いっしょにいると、やさしいきもちになり、そばにいるとあんしんできる絵本」と謳っているだけあります。
ミンの性格も、とても愛らしいです。
でも…このテイスト、やっぱり「くまのがっこう」に似すぎているような気がするんですね。
せめて、くまではなく別の動物で、兄と妹ではなく、別の設定でのお話にしてもよかったのでは? と思います。
このお話だけで見れば、星五つでもいいのですが、
「くまのがっこう」の作者だと考えた場合、それは難しいかも、と感じました。
ちなみに、この絵本では、今まで出てこなかった両親が登場します。
なるほどね、こういう設定だったの。と納得しました。