新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる

三びきのこぶた」 みんなの声

三びきのこぶた 作:(イギリス昔話)
絵:山田 三郎
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1967年04月
ISBN:9784834000979
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,290
みんなの声 総数 96
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

96件見つかりました

  • かなりショックでした。

    • れんげKさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子5歳、男の子5歳

    3びきのこぶたといえば、
    「最後は、みんなでレンガのおうちを作って幸せに暮らしました」で終わる話しか知らなかった私。
    この絵本を読んで、カルチャーショック並みのショックを受けました。
    正直、しばらく、ぼーぜん。
    子供たちも、「これは怖い・・・」と言って、しばらく近寄りませんでした。
    絵が、リアルっぽいところも、怖かったんでしょうが・・・。

    でも、馴れてみると、面白いですし、こちらのほうが納得できますよね。
    機会があったら、一度は読んでおいたほうがいいんじゃないかと思った作品です。
    ただ、これだけは、前もって内容を知ってから読みたかったのも事実ですが・・・。(笑)

    投稿日:2006/02/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 最後の結末は!?

    昔から伝わっている話「三匹のこぶた」。いろんな人にきけば、いろんな結末があるのだけれど、この絵本の終わりは三番目の子豚がおおかみを煮て食べてしまうというちょっと残酷かな・・・?と思うところでおわります。でも残酷だと思っても子どもは子どもなりにキチンと理解して受け止めてくれると思います!!!

    それと、三番目の子豚とおおかみの知恵比べも見ものです☆おおかみにやって来る時間を聞いてその一時間前に家を出てその目的地にいくにですから・・・!!!もし、はちわあせになってしまった時の行動もすごい!!

    是非、多くの人に読んでもらいたい絵本です。

    投稿日:2005/01/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 読み継がれる絵本

    • くくるさん
    • 30代
    • その他の方
    • 大阪府

    私が幼い頃読んだものもよく似た結末でした
    木の家がハリエニシダの家だったと思うのですが・・
    カブ畑やりんごの木のところを知っている人は意外と少なく
    そういえばそんな話もあったかなぁという程度です
    こぶたを食べてしまった狼だからこそ最後にお鍋で煮て食べるという結末にも納得するのではないでしょうか
    やはり何十年も読み継がれてきた絵本はシンプルで奥深い気がします

    投稿日:2005/01/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 一度は読んでもらいたい

    自分が小さい頃聞いたり読んだりした「さんびきのこぶた」は、3匹ともに命が助かり狼はシッポをまいて逃げていく
    という内容でした。
    この絵本は原作に忠実ということで、娘には原作に近いものを読んでもらいたいと思い購入しました。
    読んでみた自分の感想は「なるほど。納得。」
    日本では、子供向けに改編(簡略)されている理由が良くわかりました。
    絵本の裏には3歳からと書かれていますが、3歳10ヶ月の娘は内容を把握出来ていたことから、書いてある通り、3歳くらいからの読み聞かせに良いかと思います。
    まだこの絵本を読んだことがない家庭には1度は読んでもらいたい絵本です。

    投稿日:2005/01/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 知らなかった・・・

    • パーマンさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子7歳、男の子3歳、男の子1歳

    最近、三びきのこぶたの本当の話に出会う機会がありました。
    えっ!二匹のぶたはおおかみに食べられるの?三匹目のぶたはおおかみを食べちゃうの?
    恥ずかしい話、この年になるまで知らなかったです。小二の息子もびっくりしてました。
    ぜひぜひ、皆さんも読んでみて下さい。

    投稿日:2004/11/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 自立

    この本を読むまで私の中の「三びきのこぶた」は、最後には兄弟が仲良く暮らしていくとか、はたまた狼も心を入れ替えてみんなで仲良く暮らしていくというストーリーでした。

    あまりに身近すぎて娘には改めて読むこともなかったのですが、松居友さんの著書の中で母親から子供が自立していく時の知恵というようなことが書かれていたので、早速読んでみました。

    一匹目はわらの家を作り簡単に狼に吹き飛ばされて食べられてしまう。二匹目も同様です。三匹目は色々な狼の誘惑に乗らず先手を打っていく。
    こぶたは、狼(母親)の誘惑に乗らず最後まで戦わなければ食べられて(自立を妨げられて)しまう。食うか食われるかの知恵比べ、最後には力で片付けようとした狼がコブタに食べられてしまいます。
    一見残酷なように思われますが、狼はこぶたに食べられなければこのお話の本当の力は発揮できない。

    絵本を通して子供に生きる知恵を授けてくれるすばらしい本だと思います。

    投稿日:2004/10/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • ほんとはこんな話だったんだ

     「3びきのこぶた」のみんなが知っているお話は「一番上のにいさんぶたはなまけもので・・・」とか「働き者でかしこい弟ぶたは・・・」みたいなくだりが必ずあってあまり好きではなかったのですが,この絵本と出会って根本から考え直させられました。
     この絵本の中では三びきのこぶたに年齢差はなく,しかも家を建てた材料はたまたま出会った人からもらったものであり,『めんどうだから』でも『おろか者だから』でもないのです。三びきはあくまで平等な立場であるにもかかわらず,出会いの偶然から食べられてしまうこともあることが描かれていると感じました。
     レンガで家をつくったぶたにしても,ものすごく賢いわけではなく,それでもおおかみに食べられないようにあきらめず知恵を絞る。そんな姿も好感が持てました。
     絵も美しく,裏表紙のぶたの肖像画もよくみると楽しい絵です。

    投稿日:2004/10/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 生きて行くことの大変さ

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    3びきのこぶたの話は、いろいろバリエーションがあります。よく読むのは、最後のれんがの家に3びきが集まって、おおかみをやっけるというバージョンのような気がします。

    この本は、そんな甘っちょろい結末ではなく、最初の2匹はあっさりとおおかみに食べられてしまいます。あっさりしすぎているぐらいでした。(きっと、これが昔話に忠実なのでしょう。)そして、3匹目のれんがの家のこぶたが智慧比べの末におおかみを食べてしまうのです。

    生きて行くのって、なんて大変なのでしょう。と、親は思ってしまいました。でも、4歳の娘にはまず、食べる物がないから、お母さん豚が子供達に自分の力でやって行くように家から出したという状況が飲み込めないようでした。そして、最後におおかみがいなくなったのだから、あのこぶたはおかあさんと暮らせばいいのにと思ったようです。

    いろんな生き方があるのよ、とも、また、別のおおかみがくるかもしれないでしょう、とも、いったん家をでたら、あとはずっと一人で生きて行くのよ、とも、4歳の子供には言いにくく、何年かたったら、また読んであげようと思いました。

    なんど、失敗してもめげることないおおかみさんをちょっぴりかわいらしいと思ってしまいました。

    投稿日:2004/08/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • ほんとうの「3びきのこぶた」

    • サンフラワーさん
    • 30代
    • その他の方
    • 岐阜県
    • 男の子9歳、女の子4歳

     地味な色使いの絵本ですが、私が小さいときに聞いたお話とはずいぶん違っていました。わらの家をつくったこぶたと、木の枝の家をつくったこぶたは、オオカミにたべられてしまいます。れんがの家をつくったこぶたは、最後には、オオカミを食べてしまうのです。
     最近、ストーリーテリングの先生に、「日本で小さい子に話されている「3匹のこぶた」のお話は、かなり、書き換えられている。」ということを聞き、この絵本を探し出しました。
     おおきい子に、読んで上げると、意外といいのではないかと思います。

    投稿日:2004/05/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • より、現実的なお話

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    3匹のコブタを扱った本は、実に多種多様存在しますが、これが大本のお話ということです。ちょっと残酷な部分もありますが、なかなか弱肉強食の現実を踏まえると、納得できるものがあります。そして、最後に笑ったのは、天敵の強者の狼ではなく、弱者ではあるが、賢い豚であるのです。しかし、生き残れるのは、やはりすべての豚ではないところが、リアルなのです。
    少し大きくなった子供に、生きてゆくのは、厳しいことなのだという教訓を含んで、一度は、読んであげるといいと思います。

    投稿日:2004/04/19

    参考になりました
    感謝
    0

96件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

みんなの声(96人)

絵本の評価(4.59)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット