「にじいろのさかな」 みんなの声

挿絵のきらきらうろこがすごく魅力的で子供は指先でふれて楽しんでいます。赤ちゃんも絵をみるだけでも喜びそうに思います。大事なきらきらうろこをみんなに一枚ずつあげたらたった一枚だけになってしまったけどみんなといっしょなのがなんだかうれしそうで前よりもきらきらひかってみえるみたいです。

気になっていながらこのシリーズをなかなか読めずにいたんですがやっと読めました。
にじうおのキラキラと海の世界のブルーがとっても綺麗な絵本ですよね。
自分の美しさを見せびらかし、
高飛車になっているにじうおが
だんだんと仲間から相手にされなくなり
見た目よりも大事なことがあるということに気づいてゆく絵本です。
幸せや喜びを仲間と分け合う気持ち。
子どもだけでなく大人も読んで心にとどめておきたいことですね。

今私は、保育士を目指して勉強していて、授業で紹介したい絵本を持ってきなさいという課題が出されました。私は迷わず、にじいろのさかなを選びました。この本は、自分の大切なものをあげる。もらった方は喜ぶ、あげた方もその喜んだ顔に喜びを感じる。幸せを感じる本当に心温まる絵本だな。と思います。

一時期本屋さんでシリーズで並べてあって、
ディスプレイ的には目を引く絵本だなあ、という印象がありました。
様々な色合いのうろこを持つ魚のおはなし。
その容姿から「にじうお」と呼ばれます。
何より目を引くのが、カラフルなうろこの合間の銀のうろこ。
コラージュのように、本当にキラキラしたコーティングです。
そのご自慢の銀のうろこを譲ってほしいといわれたにじうお。
でもさすがにそれはできません。
邪険にしたが故に孤立し、やっと分ける決意をして・・・。
この銀のうろこがとてもキラキラしていて、ついつい目が行きますが、
もともとにじいろのうろこがあってのにじうお。
みんなに銀のうろこをあげたら、そのにじいろが引き立って、
わたしは美しいなあ、と思ってしまいました。
少し道徳めいた展開に評価が様々あるようです。
でも絵本ですもの、純粋に海の色彩の世界を
味わってみてはいかがでしょうか。

優しく描かれた海の中の世界。情景の素晴らしさに見とれてしまいます。
もちろんきらきらしたうろこもとっても綺麗！！
友達のいなかったにじうお。
他の魚に優しくなっていく姿は、みていて嬉しくなります。
じぶんのきらきらしたうろこは少なくなっても、友達がたくさんできてにじうおはとっても嬉しそう。
ほほえましくなる一冊です。

近所の図書館ににじいろのさかなのシリーズをチョコチョコ見かけていて、谷川俊太郎さんが訳をされていたので読んでみました。娘はキラキラが大好きなのでそれだけでこの本を喜んで見ていました。でも私はにじうおくんが大切にしているものを皆にあげて喜んでいるのはいいけど周りの皆がよってたかって大切にしているものをもらってそれでにじうおくんと仲良くするのはどうかと疑問に思いました。だからはやくこの本を読んで絵本ナビのみなさんはどのような解釈をされたんだろう？と興味津々でいろいろ読ましてもらったのですが本当に賛否両論で参考になりました。

　娘はもうすぐ４歳ですが、もっと年齢が低いお子さんでも、この絵本の美しさを感じられるのではないかと思います。
　ホログラム？というのでしょうか、この画質を絵本に取り込むことができるなんて、印刷技術のすごさを感じます。
　娘が通うカトリックの幼稚園でも、「分かち合い」という言葉が頻繁に聞かれます。
　そういった意味でも、著者の宗教観が表現されているのかもしれませんが、あまり深く考えず、海の中の美しい色彩を堪能してほしいと思います。

銀色のキラキラうろこに惹かれて購入しました〜
ちょっと文章がキツク感じて私はイマイチだったかなと
思いましたが、３歳の息子はとても気に入ってます。

自分のためではなく人のためにしてあげるという事を子供に教えることはとても難しいのですが、同時に重要なことでもあります。それをこの本はいとも容易く子供達に伝えてくれたような気がします。人のために動くことは、なおかつ自分自身をも幸せにしてくれるという真実が子供達に伝わったと思います。
最初は不思議がっていた子供達も何度も読み聞かせてくうちに、なんとなくではありますが何故魚がそうしたのか理解したようでした。

表紙からとってもきれいな本ですよね。
中もずっと　こんな感じで続いていきます。
娘が最近｢魚」を覚えたので　本屋さんで欲しがりましたが、ちょっとお値段も高かったので見送りました。
（後日　買いました）

魚のみんなが　主人公のにじうおが持ってるきらきらのウロコを欲しがります。
そして1枚1枚　あげるうちに仲良くなれるっていうお話。
きっと　自分の持っているものを分けてあげる優しい気持ちを持ってね。
って事を　絵本で伝えたいのかな？と思います。