娘が入院していた病院に置いてあり、それまで知っていはいましたが購入したり借りたり手に取ることがなかったので読んでみました。そうとう絵本好きでかなり字の多い複雑なストーリーの絵本でも喜んで聞く娘にはちょっと幼稚すぎるかと思ったのですが、「おさじさん」というタイトルを読んだ時から、「おさじさんって何や?」と興味を持ってくれました。
まだ0歳で離乳食を始めたばかりの弟に比べ、自分でスプーンを持って「ふうふう」して上手に食べられるようになった娘ですが、偏食で小食なので困ることも多いです。「おさじさん」を読んだ直後は美味しくない病院食も「おさじさんで」といいながら頑張って食べていました。
赤ちゃん絵本ですが、いろんなことが分かる年齢になっても、その時々に応じて楽しめる良質の絵本だと思います。難しい絵本が読めるようになっても、子どもはかわいい絵が好きですから。