「10ぴきのかえるのピクニック」 みんなの声

春です、春です。
10ぴきのかえるは、うきうき野原へピクニック。
楽しい野原だけど、怖い物だっています。みんなで気をつけながら歩いていくと、迷子になった、かやねずみの赤ちゃんと遭遇。
春の様子を満喫しながら、はしゃぎかえる、ひっくりかえる、かんがえる…と、ユニークな名前のかえるたちと一緒に、ピクニックに出かけましょう。
明るい絵、かわいい草花たち、かわいいかえるたちのしぐさ、子どもたちと一緒に、充分楽しむことができると思います。

3歳の娘が大好きな絵本です。『ふりかえる』が出てきたり、『かんがえる』が出てきたりネーミングもユニーク。かえるの表情も10匹十色。一致団結してねずみの子を助ける様子に子供も心を打たれたようで「チューチューを助けてあげてえらいな」と言っています。くもやモグラなど他にもたくさんの小動物が登場して、読んでいて楽しい絵本です。これを読んで、お弁当持ってピクニック行きたいと言っています。春先に読んであげてもいいかもしれないですね。

ピクニックにいくときのうれしい気持ち、相手を心配する気持ち、優しい気持ち、突然のハプニング、怖いものに立ち向かう勇気、ほっとする気持ち・・・読む側が何も言わなくても、この絵本をそのまま読んであげれば、こどもたちはきっと何か感じてくれるはずです。

ひょうたんぬまの１０ぴきのかえるシリーズの、ピクニックに行くお話。今の季節にぴったり。ピクニックの途中、けがをしたねずみの坊やを助けて、ねずみのおうちにおくりとどけます。その途中、へびに出会い、ねずみの子がへびにくわえられてしまうのですが、かえるたちのとった行動がおもしろい。お弁当の残りを口めがけてなげつけ、へびの口を開けさせ、シートで、へびの目隠しをしたのです。無事、ねずみは、家族の元へ。毎回、楽しい出来事が繰り広げられる１０ぴきのかえるシリーズ。テンポもよく、おもしろいです。