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キャラメルの木」 みんなの声

キャラメルの木 作:上条 さなえ
絵:小泉 るみ子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,676
発行日:2004年
ISBN:9784061322998
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,369
みんなの声 総数 14
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  • 心に残る絵本

    ”キャラメル”という題名に惹かれて手に取りました。おいしそうなキャラメルが出てくるかな、と予想して開きました。おいしいキャラメルが手に入らなくても何とか自分の弟を勇気ずけたいと考えた若かったころの御婆ちゃんは凄く機転がきいていて優しさに溢れる言動だったと思いました。ただ、御婆ちゃんが優しすぎるゆえ自分が付いた嘘が心にずっと引っかかっていたのが印象的でした。御婆ちゃんの嘘を最後の最後に息子ではなく孫が現実にしたところがとても素敵でした。孫と御婆ちゃんの心つながりを強く感じた絵本でした。嘘をつきたくなくてもつかなければならなかった御婆ちゃんが生きた時代の事を娘に伝える事が出来る貴重な絵本だと思いました。御婆ちゃんが孫に向けて微笑みかける笑顔がとても素敵でした。

    投稿日:2007/12/04

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  • 嘘も方便

    キャラメルの木、というタイトルから、ファンタジーかな、とおもいきや、おばあちゃんと、戦争と、秘密のお話でした。
    「おばあちゃんは、うそなんかついてない」そういったしんのすけのひとことが、胸を打ちました。キャラメルの木なんかないと、うそをついてしまったと悔やんだおばあちゃん。
    だけど、弟のたかし君は、嬉しかったに違いありません。
    弟想いだったおばあちゃん、きっと、弟と一緒に、天国でキャラメルを食べるんだろうと思います。

    人を救える、優しい嘘もあるのです。

    投稿日:2007/09/05

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  • 涙がとまらない…

    最初にこの本を読んだとき、涙がとまりませんでした。
    戦争は60年以上も前に終わっているのに、おばあちゃんの中ではまだ終わっていなかったんだなあ…と思いました。
    戦争が終わって生まれてきて、何不自由なく暮らしてきた私たち。でも、こんな思いを引きずって生きてきた人々の努力があってこその『今』なんですね。
    4年生に、戦争についてのブックトークをしたときに、読み聞かせをしました。担任の先生が目を真っ赤にして聞いて下さっていたのが印象的でした。

    投稿日:2006/09/18

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  • 素敵な本に出会えました

    図書館で、2歳の娘が、知らないうちに借りる本に混ぜていた本です。
    家に帰って、なんだかかわいらしい題名の本ね、と軽い気持ちで読み始めました。

    お話は、一年生のしんのすけくんのおねしょの話から始まります。
    夏休み、お腹の大きいお母さんを置いて、おばあちゃんの家に一人で泊まりにいった日も、やはりおねしょをしてしまって・・・正直に言うしんのすけを誉めてから、おばあちゃんは、自分が戦争中に病気の弟についた一つの嘘について話し始めます。
    キャラメルが大好きな弟、でも、戦争中だからキャラメルは手に入らない。
    そこで嘘をついたのです。
    庭の木にはキャラメルがなる、もうすぐたくさんなるからね、と。
    その夜に弟は亡くなった、そんな悲しいお話でした。

    そして、秋になり、妹が生まれてすぐに、おばあちゃんが倒れました。
    「おばあちゃんは嘘をついたの」その言葉がしんのすけの耳に聞こえた気がしました。
    次の日、入院中のおばあちゃんのところへ、しんのすけが持っていったのは・・・。

    軽い気持ちで読み始めた私は、涙が止まらなくなりました。
    しんのすけくんは、子どもなりに、おばあちゃんが、過去の嘘に心を痛めていることが分かったのでしょうね。
    その嘘を嘘じゃないと安心させてあげたかったのでしょうね。

    最後はまた、しんのすけくんのおねしょ。
    おねしょの布団を干してから、そっとおばあちゃんの遺影にキャメルを一粒お供えします。

    おねしょなんかしたっていい!
    こんなに優しい心に育ってくれてるんですもの。
    おばあちゃんは、しんのすけくんのおかげで、きっと救われたような気持ちで天国にいけたと思います。
    そして天国で、弟さんにも、「気にしないで」って言ってもらっていることでしょう。

    こんな素敵な本に出会わせてくれた、娘に感謝です。

    投稿日:2006/04/12

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