ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト
新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる

みるなのくら」 みんなの声

みるなのくら 絵:赤羽 末吉
再話:小澤 俊夫
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1989年
ISBN:9784834008319
評価スコア 4.36
評価ランキング 14,823
みんなの声 総数 35
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

35件見つかりました

  • はかないお話

    読み終わったときに、なんとも言えないような、はかない気持ちになりました。
    すべてが、幻だったかのような気がしてきます。
    絵のほうでは、とにかく日本の四季の風景の美しさが印象的です。
    ひな祭りや七夕などの伝統的な行事も、大切ですね。

    投稿日:2014/03/31

    参考になりました
    感謝
    0
  • 毎月の蔵

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子17歳

    『みるなのへや』の昔話を取り上げたので、同じ再話も読んでみようとセレクト。
    貧しい若者が鶯の声に誘われて、山道で迷います。
    日が暮れて見つけた大きな屋敷に泊めてもらうのですが、
    次の日、そこに住むあねさまから留守番を頼まれるのです。
    ただし、条件があるのです。
    12の蔵のうち、最後の蔵だけは決して見ないように、と。
    許可を得た11の蔵には、それぞれ、1月から11月までの情景が幻想的に広がります。
    お正月、節分、桃の節句、花見、端午の節句、田植え、七夕、夏祭り、大嵐、刈入れ、秋祭り。
    やはり、禁断の12の蔵も開けてしまう若者。
    あねさまの正体がわかります。
    重厚な赤羽末吉さんの絵がやはり素晴らしいです。
    その絵の世界を大切にした、小沢さんの再話の語り口も研ぎ澄まされています。
    日本の行事が織り込まれた物語、やはり、耳で聞いて楽しんでほしいです。

    投稿日:2014/01/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • わたし、ぜったいみないもん!

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     蔵が12あります。1の蔵から11の蔵まで覗いて見てもかまいませんが、
    12の蔵だけは決して見ないでください。
    こどもは言いました、「わかった」と。
    そしてそれを実行するのです、親ばかと言われようと信じます。
    ところが民話はほぼ、その禁を破ることを見せます、その後のよくない結果も。
    「園のすべての木の実を食べなさい。ただし善悪の木だけは決して食べないこと」
    そう、聖書でも同じことが記されています。結果は周知のとおり。
    それでも約束を守らない人間だ、ああなんて情けない、と念押しで蔑みます。
     「とうとう、見てしまったのですね」と、かなしげにうぐいすが言うのです。
    かなしげに言うのです。頭の中をぐるぐる廻りました。
    人はよわいなあ。でも信用しないことはもっとよわいことなのに・・・。
    今回はこどもに、感謝です。

    投稿日:2013/10/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 見るな、と言われると

     見るな、開けるな、といわれるとどうしても見たくなる。でも、見たとたんにすべてが終わってしまう、、、。昔話らしい展開だなと思いました。

     蔵の中を見るな、の前に、うちの子は「蔵」がどのようなものかわからなかったです。今は、なかなか見れないですね。
     蔵の中の、自然や風物がこまかく描かれていて、じっくり楽しみました。
     2月の節分の鬼は、なまはげみたいだな、と子どもが言っていました。

    投稿日:2012/10/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 地味だけど不思議で美しい

    • 夜の樹さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳

    3歳の子供と読みました。

    昔話の中でも鬼やら宝が出てくるわけでもなく、比較的地味なお話だと思うのですが、次々と展開される季節の移り変わりが美しくまた面白く、昔話好きな子供も喜んで聞いていました。

    最後の不思議な一言で、読者も主人公と同様狐に包まれた様な気分になってしまいます。

    投稿日:2011/10/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • なんだか深みがない

    4歳1ヶ月の息子に読んでやりました。昔話に触れさせようと思ったのですが、あまり聞いたことがないこのお話を読んでみて、深みがないので残念でした。最後の展開があまりにあっけないのです。もっと展開を緊張させ、最後に見てはいけないものをみたペナルティーとしてもっと心に響くようなものではないと子供にも伝わるものが少ないと思いましたね。こういう昔話で子供にしつけをするんだと思いますが、この絵本では伝わらないですね。やはり、聞きなれた絵本にはそれなりの価値があるんだと思います。息子もあまり興味をしめしませんでした。

    投稿日:2011/10/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • なつかしい

    子供の頃、読んだことのある話なので、懐かしく思い子供に読み聞かせてみました。1〜11の蔵の、日本の季節を感じられる絵に、感心していました。12の蔵は冬のイメージだったようですが、女の人(うぐいす)が去って終わる思わぬ展開に不思議がっていました。

    投稿日:2011/03/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 見たくなっちゃう

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    鶴の恩返しを彷彿させます。
    見るなと言われたら、やはり見たくなっちゃいますよね。。。

    12のくらは、月と一致して季節感があるようです。
    そして見てはいけない12番目の蔵・・・。

    最後があっさりしている気がしましたが、オチやどんでん返しがないのが昔話なのかもしれません。

    投稿日:2010/12/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 素晴らしい傑作です

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    再話おざわとしお氏\(◎o◎)/!
    また、見つけてしまった・・・
    というか、なぜこんな素敵な作品を知らなかったのか・・・

    赤羽末吉氏の絵は若い頃はどうも苦手だったのです
    でも、年を重ねると
    あじがじわじわと・・・

    お話は知っていますが
    それを絵にすると
    イメージ通り!!の絵本ではありませんか

    蔵を開いた若者は影の描写で
    まぁその月々での様子がなんて素敵!!
    皆さん書いていらっしゃる通り
    四月の色の素敵なこと

    今度、是非、おはなし会で読んでみたいと
    思いました
    本当に、傑作シリーズです

    投稿日:2010/12/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 美しい!

    日本の四季がとても美しく描かれています。

    日本っていいなあって再確認出来ます。

    九の蔵を覗いては全部大好きです。

    一の蔵から、十一の蔵までとても素敵だから、「決して見ないでくださ

    いね」と言われていても見たい衝動になってしまうし、やっぱりどうに

    も我慢できなくなってしまうと思いました。私もきっと我慢できなくて

    十二の蔵を開けてしまったと思いました。

    美しい絵に見惚れてしまいます。

    投稿日:2010/01/29

    参考になりました
    感謝
    0

35件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

どうぞのいす / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / ぼちぼちいこか / くだもの / ぴょーん / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



フランスの大人気絵本チュピシリーズ日本語訳登場!

全ページためしよみ
年齢別絵本セット