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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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みるなのくら」 みんなの声

みるなのくら 絵:赤羽 末吉
再話:小澤 俊夫
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1989年
ISBN:9784834008319
評価スコア 4.36
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  • 日本の四季

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子8歳

    貧しい若者はうぐいすの声に誘われ山奥へ迷い込みました。
    泊めてもらった屋敷には12のくらがあり、12番目は見てはいけないと言われますが・・。
    それぞれのくらには各月の日本の美しい風景がおさめられています。
    四季がはっきりしている日本ならではの特権を思う存分堪能できます。
    12番目のくらはどんな風景だったのでしょう。考えるのも楽しいかもしれません。

    投稿日:2007/02/10

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  • 美しい日本

    • もぞもぞさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子3歳、女の子0歳

    私の子どもたちは日本人ではありますが日本に住んだことがありません。日本はおじいちゃんおばあちゃんがいるから休みになったら遊びに行くところ、と思っているようです。
    海外に住むと日本のあらゆる良さを身にしみて感じます。
    その一つに季節の彩りがあげられると思います。この本はまさに日本の12ヶ月を鮮やかに描いた傑作です。

    娘たちには是非日本のよさを伝えていきたいなーと思う今日この頃。うーん難しいですね。

    12月は本当はどんな絵が描かれていたのでしょうか。気になります。

    投稿日:2006/11/14

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  • 昔話のファンタジー

    • ぴょ〜んさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、男の子1歳

    1月の部屋
    2月の部屋
    という発想が面白い。
    想像力が豊富だった子供の頃は、これらの部屋に自由に出入りできたので、
    この話に夢中になって友達とごっこ遊びをしたような・・・。
    想像力をかき立てる昔話です。

    投稿日:2006/09/05

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  • うぐいすのいたずら? 

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子6歳

    うぐいすの声に誘われるようにして、山へ迷い込んだ若者を、
    快く家に迎え入れたあねさまは、ご馳走を次々に振る舞いもてなします。
    翌日、あねさまは、若者に留守番を頼んで用足しに出掛けます。
    その際、『このうちには、くらが十二あります。(中略)さいごの十二のくら
    だけはけっしてみないでくださいね』という言葉を残していきました。
    若者は、くらの戸を一つ一つ開けていきます。
    そして、見てはいけないと言われていた最後のくらの戸に手をかけ…。

    見るなと言われれば、誰だって却って覗いてみたくなりますね。
    子どもの好奇心をくすぐりながらの展開は、大人もどこかワクワク。(笑)
    見るなのくらの主が伝えたかったことは…?
    このくらを開けない限り、若者はいつまでも幸せに過ごせたのでしょうね。

    ページを繰りながら移り変わっていく季節の様子が、印象的でした。
    日本の四季の美しさを再認識できました。
    最後のページは、一瞬で夢物語から覚めたあとの寂しさが漂っていました。
    ただ一点、『いきがぽーんとさけた』という言い回しは、意味がわからず…
    ちょっとだけ消化不良でした(^_^;)

    投稿日:2006/08/13

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  • 四季の彩りに魅せられて

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子12歳、女の子6歳

     鶯の美しい声に誘われ道に迷った若者がたどり着いた家には、十二の蔵がありました。そこに住む姉さまから留守番を頼まれた若者は、「一から十一までの蔵は開けてもいいが、十二の蔵は開けてはいけない」と言われます。一の蔵はお正月、二の蔵は節分、三の蔵は桃の節句……。若者が蔵の戸を開けるたび、そこには月折々の姿が現れました。
     春休みに一時帰国をした際、娘、母といっしょにこたつで丸くなって読んだ絵本です。描かれる四季の彩りが見事で、あらためて日本の季節の美しさを実感しました。赤羽末吉さんのイラストが、まるで屏風絵のようで風流さを醸しています。若者と蔵の戸の黒いシルエットが、情景をさらに際立たせていて効果的。子どもの頃にも、この民話の「月」ごとの祭事に随分魅せられました。自然といっしょに営む暮らしの豊かさに、とにかく感嘆です。
     さて、開けてはいけないと言われていた十二の蔵は……。一から十一までこれだけ美しい光景を目にするのですから、十二の蔵を開けたくなるのは人の情というもの。お話の最後、夢から現実に戻る儚いひとときが好きです。

    投稿日:2006/04/13

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