子供は「雪」が大好きなんだな、ということが伝わってくる絵本です。大人にとって雪は、めずらしくもなくやっかいな存在でしかありません。でも子供にとって雪は、不思議なおもちゃで最高の遊び相手なんだなーという感じがします。ひとひらの雪にもじーっと目をこらしてみつめています。マザーグースも降り積もる雪をよろこんでいます。ラジオやテレビで「雪は降らない」といっても、子供の笑顔のために雪はちゃんと降ってきます。本当に雪は子どもへの「天からの贈り物」なんですね。
冬、子供が外で遊びたいというと、私は寒いとか風邪をひくとかいって出不精になるのですが、もっと雪の美しさや楽しさを感じたいなと思いました。