息子が小さい頃に何十回と読んだ本です。
乳幼児さん向けのお話会のボランティアをすることになったので、この作品を読んでみました。
「あかちゃんだ」と言って前に乗り出して見に来るお子さんもいて、とても親近感を持って迎えられました。
このシリーズには1もあるのですが、赤ちゃんの楽しいお散歩がとても微笑ましく描かれています。
くもさんの巣を見た赤ちゃんが、毛糸で真似をしてぐるぐる巻きになって身動きがとれなくなってしまうところなどは何度見ても笑ってしまいますし、赤ちゃんがかめさんの背中で寝てしまうところも、無邪気そのもの。
見返しまで話が続いていて、「あっ、赤ちゃん起きた」という声も上がっていました。
いとうひろしさんらしいユーモアセンスあふれる本で、今でも息子は好きです。