これは「こどものとも」200号記念に出されたものの復刻版だそうです(1972年初版のようです)。内容は、200号のお祝いのお手紙の紹介です。そのお手紙というのも、絵本の世界の住人からのお手紙で、魔女からだったり、動物からだったり、小人からだったり…。なんとなく見たことのあるようなキャラクターも出てきていて、堀内誠一さんの多彩な画風が見事だと思いました。
息子は、お手紙の切手の絵に「がらがらどん」がいたり、「ロボット・カミイ」がいたり…というのを発見して大喜びでした。また、最後のページに出てきた「こどものとも」の人気キャラクターたち(堀内さんのものではないキャラクターたちなのですが、とてもお上手に描いていらっしゃいます)にも大喜びでした。絵本好きな大人にも、そして子どもにも楽しめる1冊だと思います。