ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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絵の魅力に惹かれた一冊。 監修西本氏の解説に、謡曲「鉢木」のえほんとある。 武士の道義を語る内容・・・そんなむずかしいこと・・・ そう思いながらページを繰ると 天吹雪く真白のページに、笠目深の修行僧一人、 白一色雪覆う陋屋の小窓に、人肌漏れる女一人、 もてなしを恥入る主の、仙人枕噺に映す異国のまぼろし、 吹雪の外からページ中へ、破レ家主が入れる三鉢の木色、 上野国からいざ鎌倉、延々遥々道中に武士のハレ様痛々しさ・・・。 石倉画伯の、不思議な色の世界に誘われていく心地よさ。 丹精込めた盆栽、唯一の老木を薪に・・・。 あぁ、この方に身を預けよう、そんな心境に人はなれるのか、信仰が見え隠れする本は苦手だが、主の心境が鏡のように自身に映るのがよく分かる。 唯一無二「鉢の木」を無くし、陋屋の主は何を得たのだろう? 執権に回復せられた御家に安堵? そうではない。武士の誇りか? 人を信じ抜く自分か? それとも・・・。私は深く考え込んでしまった。 ポプラ社に、感謝。
投稿日:2023/09/10
小学2年の国語の教科書に、表紙が紹介されており、気になったので手に取ってみました。 鎌倉時代を舞台とした有名なお話ですが、時代背景を分かっていない小学2年には少々難しい内容では・・・と感じました。 ただ、雪で困っている人を助ける優しさ、武士としての忠誠心、そして感謝の心。 立場は関係なく、人としてのあるべき心のあり方を感じさせる、しっかりとした内容だと思いました。
投稿日:2019/07/16
挿し絵を担当されているのは石倉欣二さんです。日本の昔話の挿し絵をよく手掛けていらっしゃるので、物語の中の世界観はとても素敵でした。 監修は西本啓鶏介さんです。 あとがきによると、 このお話はもともと佐野の伝説として語り継がれていたものらしいです。 そこから江戸時代に浄瑠璃になったことで有名になったんですって。 (わたしはこの作品を読むまで全く知りませんでした…) 舞台の時代は鎌倉です。登場人物の中で、実在していたのは落ちぶれた主人公の貧しい家を訪ねてきた修行僧(実は北条時頼=西明寺入道時頼)のみ。 「鉢の木」というタイトルのわりに鉢の木たちは物語の冒頭ですぐに火にくべられてしまいますが、そういうところが日本人の心にくるのかもしれません。 見ごたえのある時代劇と思って読んでも面白いです。 寒い時期、小学校の高学年以上のお子さんたちにいかがでしょうか?
投稿日:2017/02/22
旅の修行僧に暖をもてなすため、端正こめた鉢の木を囲炉裏にくべるというのはどんな気持ちなのでしょう。 盆栽をする人にとって、鉢の木にこめる慈しみは常人には理解できぬほど深いものだと聞きます。 他に方法もあったのではないかと思うのですが、それだけに「鉢の木」の意味する心は重いのです。 謡曲を題材にしただけに、とっても渋味のある物語です。 修行僧が世間を行脚する幕府の執権の仮の姿だったという、時代劇的な設定がナントモです。 物語中の逸話が、ピンと来ませんでした。
投稿日:2014/07/05
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