息子がまだ10か月だった頃買った絵本です。
当時初めての電車での二人きりでの里帰り。電車で散々ぐずられ
ぐったり。途中下車した駅ビルの本屋さんで見つけました。
すぐ読めて絵の反応が良さそうだったのでなんとなくチョイス。
これが大当たりでした!!
その後の車内ではうそのように絵本にくぎ付け、ケタケタ笑って周りの
人まで笑顔に変わりました。
その後は息子の「これよんで」リピート率ナンバーワン!
友達の出産祝いにも必ず添えています。
更に私はかがくいさんの大ファンになりほかの絵本も
集め始めました。
そして絵本ナビでかがくいさんの特集を読み、
かがくいさんがもう亡くなられていることを知りとてもショックを
受けました。もっともっとたくさんの素敵な作品を生み出して
欲しかった。いろんな世界を観たかった・・・。
でも限られた生の中で全力で絵本という形で皆に
触れられる作品を遺してくださった先生や出版社の方々に
本当にありがとうと言いたいです。
かがくい先生の「赤ちゃんの為の絵本」に息子が赤ちゃんの時に
リアルタイムに出会えたことも、とてもうれしく思います。
ちなみに私たち親子の「だるまさんが」の読み方。
もしかしたらほかの方々も同じかもしれませんが・・・
息子を膝に乗せて「だーるーまーさーんーがー」と
体を左右に(息子が落っこちそうなくらい)ふります。
そして「どてっ」で一緒に転んだり、「びろーん」でびろーんと
脇の下から支えてもちあげたり。
最後の「にこっ」まで行く前にもう終始大笑いしてます。
こんなに体をめいいっぱい動かす絵本もないのでは?
というくらい、スキンシップも一緒に取れる絵本です。
この絵本は赤ちゃんの為の絵本でもあり、赤ちゃんと
どうスキンシップをとっていいかまだ分からない、新米
ママさんの為の絵本でもあるように思います。
本当に本当に出会えてよかった一冊でした。
今までにたくさんの絵本とのよい出会いがあり、
その年齢や季節に合わせてこんな絵本がお勧めだよ、
と友人たちに勧めることはありますし、思い出の絵本も
たくさんありますが、振り返って
私自身が一番好きな絵本は?と自問自答してみると・・・
やはりこの「だるまさんが」が一番大好きです!!