こぐま社の絵本は好きで何冊かもっています。
この本は、リズムがあって読んでいて楽しくなる絵本ですが、
「あおい」という名前のお子さんにはおすすめしません。
作中最後に
「あおいはおばけ おばけはぐにゃぐにゃとんでった」
という文があります。
うちの子は「あおい」という名前なので、
初めて読んだとき、ショックで絵本を閉じてしまいました。
もちろん人名ではなく色を差している言葉だというのは分かっていますが…。
「さよならさんかく」はもとになる言葉遊びの歌があるようですが、
もとの歌は、
「あおい(緑)は葉っぱ 葉っぱはゆらゆら ゆらゆらはおばけ」
で、あおいは直接おばけにはつながっていません。
ページ数の関係で、もとうたの締めである、おばけに繋がったのだと思いますが、
そもそも、こぐまちゃん絵本でおばけは出す必要があったのか、
葉っぱはゆらゆらとんでった、ではダメだったのか、疑問があります。
「あおい」という名前のお子さまをもつ、親御さんが買ったり、
知らないうちにプレゼントに上げてしまったりすることがないよう、
初めてですが、レビューを投稿しました。