「そおっと そおっとね」 １歳のお子さんに読んだ みんなの声

娘が１歳の時、大好きなりんごを運んでいたら落としてしまい、
ごろごろ〜と転がってしまいました。
「あー！りんごさん痛いって！ゆっくり、そっと運んでね」と言っても、
はしゃいでしまって”そっと”がなかなか難しかった時に、この絵本に出会いました。

可愛い女の子がケーキを運ぶ姿から
大事なものは”そお〜っと”運ぶということが分かったようで
それからしばらく大事なものを運ぶときは
「そーっと、そーっとね」
と教えてあげると
小さな声で
「そぉ〜っと、そ〜〜っと、そ〜〜っと」と自分で言いながら
一生懸命大事に運んでいました☆
思わず娘と絵本の女の子が重なって微笑ましかったです☆
ママも娘もお気に入りになった一冊です♪

大事な、大事なおやつ。
手に取ってからテーブルにつくまでの、大人にとってはほんの少しの距離。それがこの子には小さな冒険になる。
ばたばた忙しく過ぎていく毎日ですが、こどもの視点に戻る時間をきちんととっていきたいなと、改めて思わせていただいた一冊です。

この本を読んだ私の感想ですが、ケーキをテーブルまで運ぶ任務中に出会う障害物を上手によけながら歩く姿は、微笑ましく感じました。全神経をケーキに集中させ、落とさないように注意している幼子の緊張感が絵からも伝わってきました。無事に運び終えた時には、思わず拍手してあげたくなりました。

娘の反応ですが、主人公と障害物のみが大きく描かれているので、飽きずに　じーっと私の声を聞きながら見入っていました。途中で大好きな犬が登場すると、ワーっと声を出しながら犬を指差していました。

この本は1歳2ヶ月の娘に、お手伝いが出来た時の喜びと、そおっと、という言葉から力加減を学んで欲しいと思い購入しました。自分より小さい子や犬、壊れやすい物などに触れる時、「そおっとね」と言葉を掛けることで絵本の主人公のように、ゆっくり優しく丁寧に行動できるような子になってくれれば嬉しいです。