スイミーのお話は知っているけれど、いつ知ったのか分からないくらい自然に知っている・・・って感じでした。
ダンナに「これって教科書に載ってたよね」って言われて、「あっ、教科書だったんだ、そうだったっけ!?」って思いました。
改めて読んでみて、深い深いストーリーに感動。
スイミーは群れの中で一匹だけ真っ黒だけど、それを悩んだりいじめられたりするんじゃなくて、
みんなの「目」になることで、「個性」を活かします。
協力し合って、困難な場面を乗り切るということも伝えてくれます。
それに、「兄弟が食べられてしまう」というシーンでは、自然の厳しさを教えてくれてもいます。
息子はまだ1歳11ヶ月(今月2歳のお誕生日を迎えます)なので、
このおはなしの本当の意味はまだ分からないと思います。
おおきなまぐろを「いいこいいこ」してますから・・・(笑)
でも、まぐろだってスイミーたちから見れば敵だけど、
生きていくためには食べなきゃ仕方ないわけで、あながち間違いでもないですよね。
小さいころから、こういう上質な絵本に触れることで、
本当の意味が分かるようになっていってくれるといいな、と願っています。