息子が1歳ごろ、家にあるものや見慣れたものと同じものを、外で見つけたとき、「あっ」と声を出して、それを指差ししたことが、よくありました。息子の場合は確か、あるキャラクターの顔だったと記憶しています。
その「あっ」と言った声は「おんなじおんなじ」と言いたかったのだとすぐにわかりました。
おなじものを認識して、敏感に反応する頃にぴったりの本だと思います。
当時、同じアパートで、生まれ月も同じ仲良しのお友達とよく遊びましたが、そのお友達と趣味が合うらしく、持っていたおもちゃや乗り物が、偶然一緒だったり、どちらかが持っているものをすごく気に入って同じものを買ったりして、まるでこの本のぶうとぴょんみたいだったことがありました。
それで、ぶうとぴょんのところを息子とお友達の名前で、持ち物も、実際に持っている同じものに変えて読んでみたりもしました。