「おふろにいれて」 １歳のお子さんに読んだ みんなの声

保育の仕事をしています。

１歳児のクラスに補助で入った時に
どうかなーと思いながら読んでみました。

この本の読み聞かせのコツは表紙を見せないこと！
または表紙のオバケを隠すことだと思います☆

おふろにいーれーて！と読むと
「いいよ！」の合唱です。みんなやさしいなぁ。
はじめて読んだ時にオバケが「いーれーて」と出てきたときは
「こわいー」と言っていた子も
次からは大丈夫になっていました。

リクエストに応えて何度か読んでいると
次は「わんちゃん！」「ニャーニャー」と言い出します。
オバケが窓の外にいる時には
私が「ボールかな？」「アンパンマンかな？」と言うと
「オバケ！」と言ってくれます。

オバケがビーム？を出すところでいっしょにやる子もいて、とてもかわいい！
最後では「ぞうさん！」「ぶーぶー！」「きりんさん！」
「ガーガーもいるよ！」と大騒ぎ。

子供たちのお気に入りになりました。

子ども達が大好きなおばけと動物…。そんな２つが出てくるので子ども達はとても気に入っています。

ストーリーもわかりやすくて、おばけや動物たちの表情もとってもかわいいですね。せなけいこさんの数ある絵本の中でもお気に入りで、ボロボロになりながら読んでいます。

先に「めがねうさぎ」や「おばけのてんぷら」を読んでから購入したので、内容的には少し物足りなさを感じました。しかし娘自身は大好きなおばけなので関係ないようです。

せなけいこさんの作品では「ちょっとこわいおばけ」と「かわいいおばけ」で使い分けられているようですが、こちらの作品は後者のかわいいおばけです。そのせいか娘は「おばけ」をちっとも怖がりません。

字が大きく縦書きなので、子供が自分で読めるようになったとき更にお気に入りの一冊になるのかもしれません。