2歳の娘を妊娠したときに友人からプレゼントしてもらった絵本です。
もちろんその時も楽しい絵とユーモアある家族の会話で素敵な絵本だなーという感じでいたのですが・・・
娘が今成長して2歳になって、
さらに私のお腹に赤ちゃんを授かってからは強烈に出番が増えて
娘に大きな影響を与える絵本となりました。
おへそから家族が見えてるシーンには
一緒にきゃっきゃっと楽しそうになったり
いろんな音が聞こえてる・・・という最後のシーンからは
じーっと耳を傾けたり。
「あした、生まれていくからね。」
静かな夜に、娘もこう思って合図してくれてたのかな。
もしかして娘はまだ覚えてるのかな。
難産で辛かった出産でしたが、そう思うと未だこちらまで涙が・・・。
生まれてきてくれてありがとう。
お母さんのお腹でがんばってくれてありがとう。
そんな気持ちと娘をぎゅっと抱きしめながら読んでます。
そして今、私のお腹には来夏生まれてくる赤ちゃんがいます。
娘はわたしの洋服をよくまくりあげ
「赤ちゃんおへそから見えるよ、見てるよ」
「あかちゃん、おやすみ」「あかちゃんに半分あげるの。」
と何かとよく話しかけたり気にかけて生活してくれるようになりました。
その分赤ちゃん返りのように甘えたも増えましたが
そうやってちょっとずつ、一生懸命、
日々いろんな感情を抱えて成長してるんだなぁ、
これもまた大事な思い出になるんだろうなぁと感じます。
そしてお腹の赤ちゃんは今、安静にしなくてはいけない状態です。
不安がないわけではないんです。
でもきっと、娘の時みたいに、この絵本みたいに、
「生まれていくからね」ってがんばってくれてると思うんです。
それまでお母さんもがんばるから、おへそから見ててね。
このおうちと家族と眩しい世界を、楽しみにしててね。