2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。ベランダのプランターで野菜を育てていることもあり、息子はこの本に夢中!
あっちゃんは野菜が嫌い。それを見かねたおばあちゃんが、野菜に興味を持ってもらおうと、あっちゃんと畑にきゅうりを植え、それを育て、収穫するお話です。
あっちゃんはなにかにつけ手伝いを拒否しますが、子どもらしく土からでてくる生き物や手をかけただけ大きくなっていく野菜の様子が楽しくなっていきます。その様子も、ただ綴っているのではなく、雨で流されそうなハプニングを通し、育てることの楽しさをありありと見せてくれます。息子も日に日に大きくなっていく急にに釘付け。
子どもには早いうちから、野菜などを通して、「育てる楽しさ、不思議さ」を学んで欲しいと思っていたので、それを伝えるにはとてもいい本だと思いました。命の大切さ、命の不思議さ、それが食べ物だと、さらに食べる楽しさも加わって興味が湧きます。
野菜を育てることができない環境にいる人などには、是非薦めたい一冊です。