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あさえとちいさいいもうと」 2歳のお子さんに読んだ みんなの声

あさえとちいさいいもうと 作:筒井 頼子
絵:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1982年04月
ISBN:9784834008746
評価スコア 4.78
評価ランキング 505
みんなの声 総数 243
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2歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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13件見つかりました

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  • 妹を思う気持ち

    • 白ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    私も小さい頃に読んだ絵本です。
    息子にと購入したのは、下の子を妊娠中にです。
    当時、下の子が生まれたらどうなるのか等々が不安で、息子に兄弟って・・・ということを何となくでも知って欲しくて、兄弟愛の絵本を選んで読ませていました。
    その中でも、こちらは名作ですね。

    今ではこんな風にお留守番をさせるなんて有り得ないけれど、昔はよく見られた光景。
    あさえが妹を守ろうとする気持ちにじんと来てしまいます。

    最近、喧嘩も増えて来ましたが、気がつくとあさえちゃんのように上の子が舌のこのお世話をしていることもあって、やはり兄弟姉妹っていいなぁ・・・と感じます。

    投稿日:2010/09/24

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    2
  • 良作?問題作?

    林明子さんの絵が好きなので購入しました。

    あさえの留守番中に、妹のあやちゃんが一人でどこかへ行ってしまい、
    あさえはあわててあやちゃんを探して町を走り回る……というお話です。

    町の俯瞰図の描かれたページ以外は全て、
    おそらく5、6歳でしょうあさえの目線に合わせて低く描かれていて、
    その視野の狭さが余計に不安をあおり、読んでいる親の私まで心細くなってしまいます。
    妹がいなくなった、という「不安」のテーマを丹念に描いた、
    いわば幼児向けのスリル・サスペンス小説的な絵本とも言えそうです。

    お話としてはスリル満点で、最後は妹が見つかりめでたしめでたし、で面白くはあるのですが、
    いかんせん読んでいる親の身にすれば、ハラハラを通り越して心臓によくありません。
    皆さんも仰っているように、現代の感覚からすると幼児に留守番を任せて家を離れる親はあり得ませんし
    「おとうさんのいうことをきかないこは ゴンだぞ」と叱られて俯いている女の子にも心が痛みます。

    でも、考えようによっては「子供の頃読むのと、大人になってから読むのでは感想が違う」本というのは
    良くも悪くもとても貴重な存在かもしれませんね。
    実際、娘は親の心配をよそに無邪気に「あやちゃん探し」を楽しみ、
    おしまいのページでは「アヤチャン、イタネエ」とにっこり笑顔まで見せてくれます。
    娘が大きくなってもしこの本を読み返すことがあったとしたら、
    ちょっぴり真面目に、それぞれの感想を語り合ってみるのも面白いかもしれません。

    子供の虐待が取りざたされる昨今では賛否が分かれる絵本かもしれませんが、
    単純に子供に受けるという意味でも、大人にとって考えさせられる内容という意味でも
    手元において損はない絵本だと思いました。

    投稿日:2013/10/21

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    1
  • おすすめ

    • Iママさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子3歳

    2歳の娘と一緒に読みました。娘にはちょっと早すぎたかな?私自身小さい頃良く読んだ絵本です。小さな妹のお世話をしたり、一緒に遊んだり、小さなお母さんとして奮闘するあさえの様子が微笑ましく、頼もしい感じです。これからお姉ちゃん、お兄ちゃんになるお子さんに読んであげるにはぴったりの作品だと思いました。

    投稿日:2011/09/05

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    1
  • おすすめ

    • アイババさん
    • 50代
    • じいじ・ばあば
    • 京都府
    • 女の子2歳

    私自身姉妹でよく読んだ作品です。孫はまだおねえちゃんになっていませんが、読んでやりました。兄弟、姉妹って良いなーと思わせる作品ですね。将来孫がお姉ちゃんになったときにまた読んでやりたいです。林明子さんのイラストがとても優しいタッチで、またリアルでとても良いです。

    投稿日:2010/10/11

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    1
  • ハラハラドキドキします

    「はじめてのおつかい」が大好きな娘たち。こちらの絵本もとても気に入って何度も読み返しています。今は二人とも成長しましたが、ちょうどこの二人の姉妹のように小さかった頃、自分たちに重ね合わせるようにして読んでいました。

    親としては、こんなふうに幼い子どもたちふたりだけ残して外出なんて絶対にしないのでハラハラして心臓に悪いですが(笑)、この時代だからこそなのかな…と思います。確かに私が子どもの頃は、今よりは比較的自由に近所を子どもたちだけで遊びまわっていました。(こんな小さな子はいなかったけど…)

    これを読んで子どもたちが「留守番したい!」と思ってしまうようだと危険かなと思いますが時代背景も全く違うので、「日本の昔のお話」というふうに納得させていました。

    それとやはり林明子さんの絵には、楽しめる要素がちりばめられているので、それを探すのも楽しいです☆

    投稿日:2020/08/20

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  • お姉ちゃんよく頑張ったね。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳

    お母さんのいない間小さい姉妹が妹のお世話を健気にするあさえは、妹が突然いなくなって必死になって探します。途中誘拐されたのでは?車にひかれたのでは?と焦る場面に出くわします。妹を見つけた時の安堵感、本当に見つかって良かった!事件や事故に巻き込まれなくて良かった。心からそう思いました。

    投稿日:2019/03/05

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  • 懐かしい

    本嫌いだった私が唯一覚えてる絵本がこれです。だから購入しました。まだ兄弟のいない娘はこの絵本を読んで、あさえは自分みたいだと言います。どうみても妹の方が年齢が近いと思うのですが…私はお姉さんだからこっちだねえと嬉しそうにあさえを指して言います。内容はまだどのくらい理解してるかわかりませんので、まだまだこれから読み聞かせをしていきたいです。私は小さいとき、なんだか暗くて不安になったイメージの本です。でもなんだか凄く覚えてる絵本です。

    投稿日:2015/08/29

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  • 不安な気持ち

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    お母さんが幼い子供たちを置いて銀行へ行ってしまうシーンやあさえが妹を必死に探すシーンが子供には不安な気持ちを与えてしまったのか、表情が泣きそうでした。
    銀行へ行ってしまうシーンは今では「ええっ」と驚き、時代を感じます。
    私は林明子さんが好きだし、いいところもあって読めますが、子どもが不安そうなのでまたリクエストがあるか、大きくなるまでは読まないかも。残念です。

    投稿日:2014/02/26

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  • 2才の娘に

    まだ早いかなと思いつつも、二歳の娘が表紙の絵に惹かれて自分で持ってきたので、読んでみました。
    それ以来、毎晩寝る前に「よんで」と持ってくるお気に入りの1冊になりました。

    主人公・あさえが妹の面倒を見る様子が可愛らしく、また、いなくなった妹を探す際の不安感・どきどきする胸の鼓動が実際に聞こえてきそうな文章の表現力と絵の魅力で、大人も楽しめる絵本です。

    私自身は、姉のあさえに自分を投影して読んだので、娘も当然同じだろうと思って読み進めていたのですが、2才の娘は妹のあやちゃんの方に自分を重ねていたようで、最後に妹が見つかるシーンで妹を指さし「○○ちゃん、いたね!」と自分の名前を言ったのが、面白い驚きであり、発見でした。

    投稿日:2012/11/06

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  • ママが見ていない時

    筒井さんの世界は、可愛いだけでないと感じました。
    ママがいないときに、いつもは見えてない世界を
    書いてくださいます。
    下の子が起きる頃には帰るからっていうママ。
    でも実際は、そうではありません。
    そしてお姉ちゃんになったからといって
    大人になったわけではない「あさえ」。
    あさえも、同じ子供なのです。

    母親として心が傷みました。
    妹の行動も危ないし、あさえの行動も危ないのです。
    妹を思う姉の気持ち、というより、
    私は母として、子供をきちんと見なければと思いました。

    大きくなっても、子供は子供です。
    親として人として、しっかり見守っていきたいです。

    投稿日:2011/11/02

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