この絵本は乗り物好きな息子のために借りてきたのですが喜んだのは思いのほか一年生になった娘のほうでした。
消防車、トラック、クレーン車、救急車など働く車からファミリーカーの新車や中古車などなど身近で見たことのある乗り物の値段が写真の反対ページに記されています。
そのゼロの数を「読まれへん!!」「どうやって数えたらいいの?」なんていいながらもそのゼロが並ぶ様子を楽しみながら喜んでいました。
娘にとっては100円、1000円、という金額ならなんとなくイメージがついているのですがここに登場するお金は果てしなく想像のつかない数字だったのです。
それがとても新鮮で興味を持ったようです。
後ろ表紙にはこういう大きな桁の数字を数えるときの
いち、じゅう、ひゃく、せん・・という数え方も丁寧に書かれてあったので説明もしやすかったです。
息子は純粋に値段はさておき乗り物の図鑑のように楽しんでいます。
数を楽しめる絵本っていいですね。
大げさかもしれませんが、娘の数の世界を少し広げてあげられたかも?なんて思います。