2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。かみなりのゴロスケがお父さんみたいに夕立を降らせたいと、ひとりで冒険するお話です。
ゴロスケは、お父さんがお昼ねをしている隙に、自分で雨雲を作って夕立を起こしに出かけてしまいます。でも、規模が小さいので、天気雨にしか思われません。それを悔しがって、くまたちを驚かせてやろうと雷や雨を降らせたところ、雨雲がとても小さくなってしまい、家に帰れなくなります。それをみんなで水をかけて助けてやる、というお話でした。
息子はきょとんとしてみていましたが、雲からゴロスケが落ちてしまうところなど、けらけら笑っていました。動物たちの交流の部分がとてもおもしろいと思ったようです。カミナリのことを教えてやろうと思って読んでやったのですが、やはりゴロゴロピカ!のカミナリとはリンクしない様子。こういうカミナリさまの絵本は、すなおにおとぎ話のように楽しめてしまうのかもしれませんね。
お話が好きなお子さんなら、楽しめる本ですよ。カミナリのお父さんがお仕事に行く様子は、パパを見送る場面のようで、息子も親近感が湧いたみたいでしたよ。なかなかこのシーン、ないんですよね。