1歳を過ぎた頃から、バスを見るたびに「バチュ(バス)!バチュ!」と叫び、バスのおもちゃも大好きな息子。
そんな息子への2歳の誕生日に、伯父さん(ママの兄)が3、4軒の本屋さんに足を運び、「これはいい!」と選んでくれた絵本です。
駅前のバスターミナルから岬灯台へ。途中、商店街にあるパン屋の前で止まったり、消防署の隣で止まったり。踏切もあります。さらに、坂道があったりトンネルがあったり。まるで自分もバスに乗っている気分になります。絵本の中の男の子がバスのボタンを押すシーンもあり、息子も「ピン・ポーン」と言いながらボタンを押して、楽しんでいます。
中でも、男の子が「あっ、海だ!」と叫んだ時に見える海の景色が素敵です。
私の大好きだった祖母が鳴門に住んでいて、私が子供の頃、夏休みになると鳴門を訪れていたのですが、鳴門を訪れた時に感じた「あっ、おばあちゃんのいる鳴門の海だあ!」と感じた風景とそっくりです。
息子を鳴門や淡路島に連れて行くことがあり、その時息子が見る海、そして息子の大好きなバス…その両方が楽しめる絵本ということで、私の兄が選んでくれました。
私は絵本を選ぶ時に、人気のある本、評価の高い本をネットで調べることがほとんどなのですが、今のようなデジタルの時代に、アナログという方法(自分の足)で、この『うみへいくピン・ポン・バス』を探し出してくれた兄に感謝、感謝です!