3歳10ヶ月の息子に読んでやりました。たんぽぽが好きなので、読んでやりましたが、ちょっと物悲しいお話ですよ。
子猫を捨ててきなさいといわれ、くさっぱらにやってきた女の子のお話。まだ暖かいし、小さいし、くさっぱらに捨ててしまうと死んでしまうのではないかと心配していると、くさっぱらにたんぽぽが咲き出します。そして、まだこねこなのでミルクが必要ね、とあるたんぽぽの茎を折るとミルクがでてきます。そのミルクを飲み干すと、向こうから電車がやってきて、犬や猫がいっぱい。捨てられた猫や犬たちがみんな乗っているとか。女の子の子猫もその電車に乗せられ、ひかりのくにへと旅立ったのでした。
3歳の息子にはよく分からなかったみたいですが、なんとなく悲しい話だな・・・もしかしたら死んでしまったのかもしれないな、と思いましたね。そのあたりはぼやかしてあるのではっきりわかりませんが、捨ててきなさいという時点で危ないな・・・とは思いました。子供に死のことを教えるための絵本かもしれません。うちはまだ早いような気がしたので、あまりじっくりと読んでやることはしませんでした。