内容の可愛らしさや面白さも含め、
ずっと親子で読み続けてもらえる絵本だと思います。
内容は、ひよこちゃんとうずらちゃんのかくれんぼ。
「もういいかい」「まあだだよ」のやりとりで、交替にかくれんぼ。
どこに隠れているのか探す楽しみもあるし、
見つかり方がハプニング仕立てで、また可愛い。
最後は二匹で心細くしているところに、お母ちゃん登場!
あったかい気持ちで家路につきます。
子ども心をがっつりわしづかみ!
楽しんで、疲れて、ちょっぴり寂しい気持ちのところに、やさしいお母さん。
自分の子どもの頃までもつい思い出しちゃいます。
だんだん暗くなっていくとき夕暮れ時って、ふと現実に返るんですよね。
そういうときに、母親の声が
「暗くなるから、早く帰っといでって言ったっしょ!」
と、例え怒り口調でも嬉しかったものです。
子どもたちとくっついてこの本を読んでいると、一緒に笑顔になっちゃいます。