「またまた！ねずみくんのチョッキ」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

ネズミくんのチョッキ、を読んでこちらも楽しめそうだったので手に取りました。表紙を見ただけで、３歳息子、５歳娘は、またチョッキとられるんでしょー！とワクワク顔。案の定、ネズミくんよチョッキがみんなのに取られていくのをクスクス笑っていました。

ねみちゃんが編んでくれた赤いチョッキ。でも、また友達のみんなに「ちょっときせてよ」と言われ、断ったけど引っ張られて伸びてしまうというかわいそうな結果に。「また、伸びちゃうのか〜」と思っていたら、ねみちゃんが帽子に編みなおしてくれるという予想外の展開。でも、へびくんにとっては、チョッキと変わらないところが面白かったです。

伸びたチョッキに懲りて，誰にも貸さないぞ！と意気込んでいるねずみくんでしたが，みんなにひっぱられてやっぱり伸びてしまったねずみくんのチョッキ．
チョッキをほどいて帽子を編みなおすなんてナイスアイデアのねみちゃんです．
最後に出てきたへびくんも帽子をかぶるのかなと思いきや，まさかのチョッキになってしまって親子でびっくりでした．そしてまたねみちゃんに文句を言われるねずみくん．笑えます．
今ではベストという言葉の方がよく耳にしますが，チョッキっていう呼び方が，昔懐かしくて個人的に好きです．

ねずみくんのチョッキ・また！ねずみくんのチョッキに続き、またまた！ねずみくんのチョッキです＾＾

今回はまた違った展開で面白いです。
前作で学習したことを、頑張って守るねずみくん。それは他の動物にチョッキを貸さないってこと！ですが、みんなはやっぱりねずみくんのチョッキが着たいのです☆頑張って断わるけれど、ひっぱらてだんだん伸びてくるチョッキ。残念…だけど、捨てる神ありゃ、拾う神あり☆チョッキに新たな命がそそがれます！
とてもハートフルな最後で、ねずみくんの優しさに思わずにっこりしてしまいます。
３歳の娘が「ねずみくんのおかあさん、いっぱいチョッキ編んだらいいのになあ。（他の動物のも編んであげたらいいのにね）」って言ったのが印象的でした＾＾