「ホットケーキできあがり！」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

エリック・カールさんにアーサー・ビナードさんだ、と
目につき手に取った本です。
いつも笑みを絶やさないお母さん（そうありたいものです）が、
麦を刈り取るように頼むところからホットケーキ作りは始まるんですね！
こりゃ説明が大変だぁ・・・と思いきや、
大きなイラストで細かくなく、子どもなりにわかりやすかった
ようで、「また読んで」と言われたのでほっとしました。
最後はツッコミを入れてました。
「いただきまーもぐもぐ、じゃなくて、いただきまーす、でしょ！」
と（笑）。

当たり前に簡単に作ってしまっているホットケーキ。
でもホットケーキが出来上がるまでには
多くの人が関わり
たくさんの動物、自然の恵みの上に得られていることを
絵本を通じて教えてくれます
だからといって決して説教くさくなく
当たり前に日々食べるものの
ありがたさやおいしさを親子で考えさせてくれるきっかけになります

とてもステキな絵本です

わあ、いいないいな！
こういう絵本大好きです！
おいしそうなホットケーキの絵本ってだけでまずポイント高いのに。
その上、そのホットケーキを自分で最初っから作ってしまうなんて！
自給自足に憧れている私としてはわくわくしっぱなしでした。
娘はそういった自給自足的な部分には興奮したかどうかはよくわか
りませんが（自給自足でなくとも、たいていのことは「こんなこと
自分の力でできるのね」って思うだろうから。ホットケーキを焼く
こととか・・まあ、ホットケーキは自分で焼く娘ですけれども）、
かまの形を気にしていたり、実際に水車を自分はどこで見たりした
か覚えていたりしたので（お蕎麦屋さんにあるのです）、なんだか
いいぞ、自給自足に近づいているぞ、とうれしくなる母です。
メープルシロップでもなく、蜂蜜でもなくいちごジャムなのね。

ホットケーキはもちろん、料理関連の絵本は数多くあります。
でも材料がそろっていることがほとんど。
なので、この絵本には驚かされました。
ホットケーキの材料となる小麦粉は、小麦を刈り取るところから始まるのですから。

小麦を粉にする場面は、以前出掛けた時にそばをつくるところで見た光景と同じ。
そのときのことを話しながら、こうやって粉ができるのだと教えたりしました。
食育にもいい絵本です。

こうやって最初から手間ひまかけて作ったホットケーキは、本当に美味しそうです。