最初から最後まで涙なしには読めない絵本でした。突然の両親の事故死で、幼い3人のきょうだいが離ればなれに暮らすことになってしまうんですから、涙が出っぱなしでした。主人公の7歳の少女ネリーは、幼い妹や弟と土曜日になるとおじいちゃんの家にお泊りをして過ごすから、まだ幸せだと思いました。周りの大人から可愛がられているし、周りからとても温かく見守られていると思いました。特に感動したのは、ジーンおばさんの言葉です。「私が叱ってるのに、なんでママに助けを求めるの?おまえは、もう私の子なのよ」に、ネリーは本当に愛されていると思いました。可愛いから、自分の子だと思っているから叱れるのだと思いました。毎週土曜日になれば、きょうだい3人が一緒に暮らせるようにとも大人たちの思いやりがとても優しいし、愛されて育っているから、生きることにも意欲が持てれるのだと思いました。ネリーも人の苦しみがわかる、人にも愛情がいっぱいかけられる子に育つと思いました。大人にいっぱい愛情をかけてもらえば、思いやりのある優しい子になると思いました。最後の、「あなたも家族よ」に、愛されていると思いました!