「ゆき ふふふ」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

絵も文章もやさしい「きせつのおでかけえほん」シリーズです。
おはなし会で導入に使うことが多いです。
「まっしろちゃん」がいろいろに変化するところが子どもたちにも興味深いようです。日本語の音のおもしろさが楽しめます。

住んでいる地域では滅多に雪が降らない。積もることなどは、ほとんどない。だから、子どもたちに雪の絵本を読むときに、こういう絵本があれば、とても有難い。多少なりとも、雪の世界のイメージができるかなって思います。

雪がふわふわふわり。降って積もってまっしろ。手のなかに丸めたら、まっしろちゃんの出来上がり！　たくさん作ったまっしろちゃんを重ねたら…。子どもたちが小さな雪の玉「まっしろちゃん」で遊ぶ様子が描かれています。雪の玉にまるで生命が宿ったかのような錯覚を覚えました。このシリーズはどれもそれぞれの季節ごとに感じられる自然の様子に出会えます。この絵本に書かれた言葉は、歌を聴くように、耳にスーッと入ってくるので、心地良い絵本です。

ひがしなおこさんのこのシリーズはすべて読みました。
このシリーズ、絵も美しいですが、それ以上に音の表現が美しいですね。
大人でもはっとさせられる音との表現に、いつもうっとりしています。
日本語の素晴らしさを実感できる絵本です。
この美しさ、子どもたちにも伝わっているといいなぁと思いながら読んでいます。

雪の絵本です。
雪の降り始めから、溶けるまでが、優しい雰囲気の絵で見られますね。
文章は短くてリズムを感じられるので、小さな子も絵だけでなく、文章も楽しんで聞けると思いました。
まっしろちゃんのお顔が、とてもかわいかったです。