工藤ノリコさんの本は初めて読ませていただきました。
3歳と6歳の息子に読んであげたのですが、本当に面白い。
内容は単純なので3歳の子にもわかりやすく、私が読んであげなくても自分で開いてなんとな〜くそれらしいことを口にしていました。
ピヨピヨの子供たちが、スーパーマーケットの中でブタの家族とかくれんぼをしている場面は特にお気に入りで、息子と何度も数えて遊んでいるうちに言えなかったはずの数字が言えるようになったほどでした。
また、6歳と私の心をわしづかみだったのは本の中の隅々まで細かく描写されているところでした。
ブタの赤ちゃんがいつのまにか試食コーナーからさくらんぼをごっそり握っているところとか、スーパーにいる子供が買って〜!と母の足にしがみついて泣き叫ぶ子供の表情、いい加減にしなさい!!と怒っている母の表情・・・。文字には書かれていなくとも、この子は○○って言ってるよね・・とかウチと同じパターンで怒られてるね〜等、かなり盛り上がることが出来た一冊です。