この絵本をみつけたのは
我が娘。本屋の棚からひっぱりだして、これよんで〜。
あら、かわいい絵。
なんとなく、懐かしいような絵に私が興味津々。
こんな本があったんだー、全然気がつかなかった。
ついほんの後ろを見て、いろいろシリーズがあることを知る。
まだまだ、知らない本ってあるのね。
ほのぼのと進む話のストーリー。
気がつけば、なぜか海の中をチリンチリン。
この二人 なんだ素敵。
チリとチリリ、名前もなんだか素敵。
読み聞かせる自分の声も自然と弾んで
自転車チャリチャリこぐような気持ちがこころに芽生える。
二人の出会う世界が面白い。
娘の反応を見るのを忘れて、親のほうが夢中になってしまっていました。
さてさて、娘の顔をのぞく。
にやにやしてます。
貝殻の中に、いろんな生き物がなにかしているのが面白いらしい。
「ジュースのんでるよー。海の中なのに。」
子供は現実的な幻想者。
インパクトの強い絵ではないからこそ
隅々まで眺めては、いろんな発見をしていく。
大人はいやよね。
ついつい先を急ぎたくなる。
子供はじっくりそのページの絵を隅から隅までみていたい。
「無事、帰れたのかなぁ〜。まだ海の中にいるよ、チリンチリ」
名前も変ってしまっているし、最後、地上にでていないことに
娘は心配して本を閉じる。
「もう一冊もってくるねー」
娘ははまったようです。私もです。
どの一冊を買おうか迷って、
海の好きな娘はこれがお気に入りになりました。