すっごくおもしろいです。おもしろいけど、第一弾「ぶたのたね」の衝撃が忘れられず、どうしてもシリーズの2番目って感じです。「ぶたのたね」が大好きなだけに辛口になってしまいます。前の続きかな〜と思っていたのですが、続きではなくストーリーのベースは同じなので、どれから読んでもいいようにしているのかな。これを初めに読んだら、きっと面白いと思うに違いないんですが。
この作品の面白いところは、木になったぶたが、どんぐりサイズからイチゴ、レモンとどんどんおおきくなるところです。それから、でっかくなるまで待ちきれず、おおかみが小さいぶたを木から収穫しちゃう所。しかも、やっと食べられると思って、油の準備をしながら涙ぐんでる所が、この間抜けなおおかみらしくって超かわいいです。
第一弾ほどのインパクトはありませんが、面白いので一読の価値はあります。