「おひさまとかくれんぼ」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

たちもとみちこさんのこぶたちゃん仕掛け絵本シリーズ、こちらは第2弾のようです。

おひさまと一緒にかくれんぼを始めたこぶたちゃんたち。
おひさまが上手に隠れてしまい、なかなか見つかりません。
ここかな？あそこかな？と次々に丸いものを見つけては探すのですが、この部分が丸い穴あきの仕掛け絵本になっているのが楽しいです。

何より、たちもとみちこさんの絵は本当に色づかいがキレイでキャラクターが可愛らしいですよね。

たちもとみちこさんのまあるい感じのどうぶつたちの絵は
かわいいです。
おひさまも入れてと言った、かくれんぼう。
でも一体お日様はどこに行ってしまったのかしら。
お日様は、こどもたちにおなじみの存在なので
一生懸命一緒に探してくれましたよ。
まあるいあなに、お日様かな？と言う黄色が見える
しかけ絵本です。

絵本ナビで見つけ、図書館で予約をして、３歳の娘と一緒に読みました。

まず驚いたのは、絵の美しさ。
貼り絵で作ってある絵のようですが、
全ページ、アジサイの花弁一枚一枚、
雨のしずく一粒一粒、
色と表情が違い、とっても美しいです。
絵本というよりまるで美術館めぐりをしているよう。
絵を見ているだけでも、心がなごみます。

そして、おひさまがみんなとかくれんぼをするという、
ストーリーもとてもまっすぐで、分かりやすい。
雲にかくれてしまったおひさまをみんなで探す、
子供の純粋な気持ち。
そして、おひさまかとおもいきや、
亀のこうらだったり、ひまわりだったり、かさだったり、
ホットケーキだったりが、次のページでわかるようになっている
ちょっとしたしかけ。

絵でも、ストーリーでも楽しめて、
こんなに素敵な一冊に出会えて幸せでした。

最後にもらえたプレゼントは、
空にかかる７色の美しいにじと、
やっとでてきた、おひさまの笑顔。

「わぁ〜きれい」
そういって絵本に見入っている娘の笑顔のいとおしさ。
本当に幸せをたくさんもらえた一冊でした。