ひとまねこざるの第1作は「ひとまねこざるときいろいぼうし」の方ですので、そちらを先に読まれることをお勧めします。
第1作の「きいろいぼうし」はじょーじがアフリカから動物園に行くまでのお話し、そして2作目の「ひとまねこざる」は動物園から黄色い帽子のおじさんの家に行くまでのお話。
続き物になっているので、順を追うのが良いかと思います。
動物園に暮らしていたおさるのジョージはとっても知りたがり屋。
檻の外がどうなっているのか、知りたくてたまりません。
飼育係のおじさんの隙を付いて鍵を取り、動物園からにげてしまいました。
はじめて見る都会の風景、何もかもが興味深い。
ジョージは良い臭いにつれられ、レストランの厨房に。
そこにはおいしそうなスパゲッティが。
勝手に食べていたらコックさんに見つかり、皿洗いをする羽目に。
するとコックさんはジョージの働きぶりに感心し、ビルの窓拭きの仕事を紹介してくれました。
そこでもまた知りたがりやな一面が仇となり、骨折してしまいました。
そんな知りたがり屋の自分を戒め、後悔するんですが、ジョージはまた繰り返してしまうんですよね。
そんな姿が息子とだぶり、私も愛着を持ってしまいます。
もちろん息子も大好き!
ひとまねこざるシリーズは全てひらがなで書かれているので、大型絵本のほうが自分で読みやすいですし、小さいお子さんでも興味を示しやすいかと思います。