「まてまてタクシー」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

タクシーに乗って帰ってきたハットさんが、車内に忘れもの！
急いでタクシーを追いかけるのですが、牛に乗ったり、山を転がったりしながら進んでいく様子はなんだかシュール。
そして、必死で追いかけていたハットさんの忘れものが最後に分かり、笑ってしまうけど、なんだかほんわかします。
西村敏雄さんの絵がまたいい味出してますね。

子どものとも年少版をハードカバーの絵本にしたものなのですね。
４歳の息子と読みました。
彼には内容的には易しいものですが、
大好きな乗り物タクシーがでてきたので、
大喜びで読んでいました。
牛にのってタクシーを追いかけたり、「えっちらおっちら」坂をのぼったり、
ころがっておりてきたり、ユーモラスな感じで楽しかったようです。
タクシーの運転手さん、髪の毛とひげがつながっているのですね。

タクシーにのったハットさんが、
降りたとたんに「あ！忘れた！」と気がつきます。

でも、そのときにはタクシーは行ってしまいます。

「まてまて、タクシー」と追いかけ始めるハットさん。

いや〜、この追いかけっこも楽しかったけれど、
途中のいっぱいタクシーの場面では
兄ちゃんと「どのタクシーか」と一生懸命に探して喜んでました。

電車やタクシーってよく忘れるんですよね〜ホント。

ウチの姉は、バス停の電話ボックスにプリンを忘れ、
その次はバスで寝過ごして、重いプリンを抱えて
半泣きで帰ったことがあります。

西村さんは新幹線に色々と忘れ物をしたそうです（笑）

降りる前には気をつけて、ハットしないように〜♪

【事務局注：このレビューは、「まてまてタクシー」こどものとも年少版　2011年6月号に寄せられたものです。】