みんな、それぞれ持っている、生まれたときのエピソード。私も子供の頃は、自分が生まれたときの話や、赤ちゃんのときの話を、親から聞くのが大好きだったなぁと思い出しました。
絵本の中で6歳の誕生日を迎えるよしふみくんは、予定日より早く生まれ、2000グラムくらいの小さな赤ちゃんで・・・保育器に入っていたそう。
「ロケットみたいなところに入れられてたのよ」と話すお母さんに「かっこいいじゃん。宇宙飛行士みたいで」と切り返すよしふみくん。
「だから退院するのも人より遅くてね。」とお母さんが話せば「早く出てきて、遅く帰ったんだ^^」と切り返す。
そういう子供ながらの解釈・切り返しが、すごくユーモアがあって、等身大の“6歳”が描かれているなと思いました。
4歳の息子と読んでも、まだ「ぼくのときはどうだった?」の質問は出てきませんでした。まだそれほど興味が湧かないのでしょう。5〜6歳になる頃には、自分が生まれたときの話を聞きたがるかな?そういう親子の時間が持てるかな?今から楽しみです^^