4歳になった娘が、ますます心の成長が複雑化し、
いろんな気持ちを持てるようになってきたので
新美南吉さんの絵本をどう感じてくれるかと思い読みました。
この本は、大人である私も以前から知っていて、
辛い時に何故か必ず思い出す絵本です。
悲しみをぼやくより、誰でも悲しいことはあるのだから
今の自分の悲しみや辛い事は乗り越えようと思える本です。
4歳の娘の感想は、私が想像していたよりも
しっかりと心に刻まれたようでした。
子どもながら小さなストレスはあるのだなと思いました。
大人からみると、とてもかわいいストレスですが、
子どもは大人よりも精一杯生きているのかもしれません。
幼稚園で我慢しないといけない事についても、
「かしこく我慢できるお友達も、心の中では嫌だなって
思ってて我慢してるんだ。」など、色々な小さな頑張りを
お話してくれ、親子の会話もしっかりできたように思いました。
4歳になって、心も大きく成長していく娘にぴったりの絵本でした。