「あっちゃんのはたけ」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

あっちゃんは野菜が大嫌い。あっちゃんだけでなく子どもはみんな野菜嫌いなんですが、それでおばあちゃんの畑仕事を手伝うことに。おばあちゃんもお手伝いも好きなんですね。わが子もジャガイモ掘りを手伝ってから、やさいってこんなにしてできるんだーって、食卓で話すようになったので、やっぱり畑仕事を手伝うって一番の勉強だなとおもいました。

うちもささやかながら自宅で家庭菜園をしているので、この絵本読んでみました。野菜作りの楽しさがいっぱい詰まっていてよかったです！！この絵本では、オーソドックスな野菜が登場しているので、この絵本をまねて自分の家にも植えようかって言って盛り上がってました。

図書館から借りてきて置いておいたのですが、娘はすでに
自分で読んでいました。自分で読んで気に入ったものだと、なんだか
すごーくうれしそうに「読んで」って持ってくるのです。
ちなみに娘は野菜大好き。特に生の人参が大好物なので、あっちゃん
とは違うのですが、食育とかそういうこととは関係なしに、あっちゃん
に共感を覚えたようなのです。
最初はいろんなことをやりたくなかったのに、おばあちゃんがやって
いるのをみるうちにやりたくてうずうずしてきちゃうところ。そこが
「やりたがり」の娘にはツボだった！

あっちゃんは、自分できゅうりを育てて、野菜がきらいじゃなくなった
ようで、よかったよかった。
なんでもやってみると楽しいもんですよね。

食育にぴったり。
野菜嫌いのあっちゃんがおばあちゃんと一緒に
畑できゅうりを育て、収穫するうちに
きゅうり大好きになっていくお話です。

我が家でも庭の片隅の畑で野菜を作っています。
前は野菜嫌いだった我が子も随分野菜が食べられるように
なりました。
きゅうりなどは丸かじりして食べます。
きっと畑の採れたてがおいしかったからでしょう。
あっちゃんのように「ぼくもやる！」というようには
お手伝いしてもらえなかったですが（＞＜）

あっちゃんのおばあちゃんはお手伝いさせるのが
上手ですね。
私も同じようにしたつもりなんだけどなぁ。。。

野菜嫌いのあっちゃんを畑仕事の楽しさから野菜好きにしてしまおうという
心優しいおばあちゃんの、あったかい作戦のお話です。
絵がとても優しい雰囲気で、それだけでおばあちゃんの優しさが伝わるような気がします。
土を耕す楽しさ、水をやる喜び
おばあちゃんの作戦に、最初は抵抗しながらもはまっていくあっちゃん。
葉っぱや実りの様子が細かく書き込まれ、とても美しいです。
ちょっとした食育の教材にも使えそうな
とてもとても野菜がいとおしくなるような一冊です。