クリスマスプレゼントを欲張って貰いたがったために
黒く塗った体の色が落ちなくなったこうさぎ「ましろ」。
でもやっぱりいけなかったな・・と反省して、サンタさんからの種を
土に埋めたら、体も白く戻っていて、そしてその種は大きく光る
もみの木になり・・・。
嘘をつくこと、いけないことをすると心まで汚れてしまう・・
そういうことなのかなと思いました。
ましろが、そのことに自分で気づいて反省したのが大事なんですね。
そしてプレゼントがたくさん下がった神々しいツリーは
清らかな心、思いやりの気持ちを表現しているのかな。
自分があ貰うことばかり考えていたましろが、最後には
与えることができる側になっていたのが、すごく成長だなーと
思います。
息子はプレゼントいっぱいの夢のもみの木に
「このツリーきれいだから欲しいなぁ・・」とつぶやいていました。
澄んだきもちになれる、よいクリスマスの絵本でした。