4歳の娘には、ちょっと難しいお話でした。
保育園で友達とけんかしたり、家でいとことけんかしたりということはありますが、この絵本のような感じになった経験はまだありません。
大抵、「ごめんね」「いいよ」の世界です。
だから、もう少し大きくなってから読むのにいいかもしれません。
それに、男の子の方が、こういう経験が多いのかも。
ちょっと考えてみたのですが。
このお話が分かるのは、小学校低学年くらいかな?
だんだん、友達に「ごめんね」といわれても、「いいよ」ではすまされない時があります。
先生に言われて、「ごめんね」「いいよ。もうしないでね」で終わっていたところから、ちょっと成長した子供の気持ちです。
この気持ちが分かるようになれば、また成長したな〜と子供の成長を喜べると思います。
さて、4歳の娘は、私に怒られ「ごめんね」と言い、私が「いいよ」と言わないと…
「ごめんね。って言われたら、いいよって許してあげなきゃいけないんだよ〜!」と泣いてしまいます。
4歳はこれが普通ですが、我が娘はまだまだですね。
ワガママではなく、自我がだんだん出てきたお子さんにおすすめです。
きっとけんかしたときの複雑な気持ちを感じることができると思います。